4月臨時和歌山県議会 議案に対する反対討論 奥村規子
      録画中継
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                                     2021
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 議長のお許しを得たので、日本共産党県議団を代表して議案第103号について反対討論を行います。
 議案第103号一般会計補正予算は、県内の観光需要の喚起を図るため、県民を対象とした県内の宿泊施設等の利用促進施策の経費として、20億円の増額補正を行うものです。
 県は7日、新たに過去最多の38人が感染したと発表しました。和歌山市では、市中感染も心配されています。いま「第4波」ともいえる状況で感染急拡大が深刻化しています。現在、県内の入院患者数も200人となり、3日連続で最多を更新しています。変異ウイルスの感染者は計126人に上っています。県も、こういったなかで医療機関が逼迫することへの強い危機感を示しています。
 そのようなときに、5月末までと区切って、人の動きを活発化させる事業を進めることには反対です。県民からは「感染リスクを高める」と心配の声が上がっています。
 苦境に立つ観光業、飲食業者には直接支援こそが必要と考えます。
 以上で反対討論とします。


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