解雇に失望と屈辱
奥村県議雇用でただす
2009年3月9日
日本共産党の奥村規子和歌山県議は9日、県議会本会議の一般質問で雇用対策や介護保険制度などで県の姿勢をただしました。
奥村県議は、和歌山市内の大手企業で派遣として働く知り合いの青年労働者の解雇について「突然契約解除を言い渡され、その時は自分の身に何が起こったのか分からず頭が真っ白になり、『まじめに3年近くも一生懸命働いてきたのに』と今も失望と屈辱をもったままです」と告発。派遣切り・雇い止めをどう抑え、働く権利を守るのかが政治に問われていると強調し、県の雇用対策をただしました。仁坂吉伸知事は、国の基金を活用しての雇用創出などに取り組んでいると答弁しました。
また、介護保険料の改定について井畑文男福祉保健部長は、「県内22保険者が介護給付費準備金約28億円のうち約88%を保険料軽減のため繰り入れる予定と聞いている。保険者に必要な助言をする」と答弁しました。