障害者や家族支援訴え
  和歌山県議会で雑賀議員




 2009310
   和歌山県議会一般質問で10日、雑賀光夫県議は、精神障害者医療、無料低額診療事業などの問題を取り上げました。
   統合失調症の娘を母親が殺害し懲役7年の実刑判決が下された事件を取り上げ、障害当事者や家族の声、支援している作業所の職員の声を紹介しながら、「早期発見・早期治療」や家族への支援体制の拡充を訴えました。
   県福祉保健部長は「相談窓口などの施策を実施している。家族の負担軽減という観点からショートステイ、グループホーム等の整備に取り組む」としました。雑賀県議は、関係者の取り組みを紹介しながら「行政も一緒に悩んでもらいたい。福祉に第一線の専門職員を増やす必要がある」と述べました。
   また、無料低額診療制度については「届け出があれば基準を満たす限り受理する」と答えました。
   雑賀県議はこのほかに、「公共交通をどう守るか」「学校現場の身分不安定教員について」「地上テレビ放送のデジタル化について」などをただしました。


09年2月議会

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県に訴える、雑賀県議=09年3月10日、和歌山県議会