知事に来年度予算編成で申し入れ

 和歌山県議団は12月5日、来年度予算編成で155項目の県民要求を仁坂吉伸知事に提出し、医師・看護師の確保、中小企業対策、雇用創出、サラ金被害者への相談窓口、子育て支援や30人学級、障害者自立支援法問題、同和事業の終結、農林水産業、道路問題など重点項目で懇談しました。
 前知事の有罪が確定した官製談合・収賄事件について、党県議団はこれまでも全容を解明し県民への説明責任を果たすよう求めてきましたが、知事は「総括は必要だ。来年の半ばくらいにはできると思う。県民に公開する」と約束しました。
 急がれる小児救急の整備では県議団が#8000番(電話による相談活動)を平日の早朝、夕方も実施するよう提案。知事は「勉強したい」と前向きな姿勢を見せ、震災対策で静岡県が実施している防災ベッド(就寝時に家具などの下敷きになることを防ぐ防護柵付きベッド)を県議団が紹介すると、「いい話だ。検討させてもらう」とのべました。


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