介護職員の待遇改善を 和歌山県議会で松坂議員  一般質問概要記録 議会中継録画
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 和歌山県議会本会議一般質問で日本共産党の松坂英樹Facebook県議は2月25日、介護職員の待遇改善などで県の姿勢をただしました。
 松坂県議は、慢性的な人員不足で過酷な労働を強いられる介護職員の実態を告発。県内介護職員の給与が全国労働者の平均賃金より10万円以上も低いことなどを示し、県独自の待遇改善策を迫りました。中川伸児福祉保健部長は「処遇改善は必要と認識している」としながら県独自策を困難としました。
 松坂県議は、ヒートポンプ給湯機による低周波健康被害問題で県の対応をただし、栗山隆博生活環境部長は消費者庁の対応などを説明。「今後とも真摯(しんし)に対応したい」と答弁しました。
 松坂県議は、1人の教員が別々の学年の授業を同時に行っている特別支援学級の実情を紹介。「現在の人的配置では不十分」と対応を求め、西下博通教育長は学級数・児童数ともに増加していることを報告し、「今後も充実に努める」としました。
 松坂県議は、生産量が日本一の一方、価格が市場平均を下回っている和歌山県産ミカンについて質問。増谷行紀農林水産部長は、厳選出荷などで「名実ともに日本一のミカン産地をめざす」と答弁しました。

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