「共闘」は喜び・誇り 和歌山市長選 島氏があいさつ
      あいさつする島久美子氏
                                                           2018
729
 和歌山市長選が7月29日投開票され、無所属で新人の「にじいろ和歌山」の島久美子氏(62歳、共産・社民・新社推薦、自由応援)は、28,145票、得票率29.25%を獲得しましたが及びませんでした。
 当選は無所属で現職の尾花正啓氏(65歳、自民・公明・国民推薦)でした。
 島氏は同日、和歌山市長選で初めて市民と野党の共闘でたたかわれた選挙戦をふり返り、「このようなスタイルで市長選をたたかったことは、最高の喜びであり、私の誇りです」と力説。和歌山市へのカジノ誘致を許すなと訴え続けたことに対し、市民から多くの共感や励ましが寄せられたことを紹介し、「市民のみなさんの思いに支えられて選挙をたたかいました。この選挙でできた市民のみなさんとの輪をもっと広げていきたい。今日はそのスタートの日です」と決意を語りました。にじいろ和歌山共同代表の花田恵子氏は「市民と野党がいっしょにたたかった初めての市長選です。私たちのつながりがこれからの和歌山にとって希望の光となりますよう、今日をそういう日にしたいと思います」とのべました。


  かつらぎ町議選 現有2議席守る
   
             万歳する東芝(左から2人目)、宮井(右から2人目)
                                                           2018723
 和歌山県・かつらぎ町議選が7月22日投開票され、日本共産党の東芝ひろあきblog facebook)、宮井健次の両氏が当選し、現有2議席を守りました。
 両氏は、国保税や介護保険料・利用料の引き下げ、コミュニティーバス改善・乗り合いタクシー導入、学校給食を無料に、地震・風水害対策、空き家対策などを公約に、国政私物化の安倍政権ノーの思いを町議選で示そうと訴え、両氏合わせて1,196票(前回より186票減)、得票率13.12%(同0.78ポイント増)を獲得しました。
 当日有権者数は1万4,740人。投票率は62.63%(前回74.16%)でした。


  上富田町議選 12年ぶり2議席獲得
    
                       当選し万歳する(中央左から)九鬼、吉本の両氏
                                                           2018430
 上富田町議選が4月29日投開票され、日本共産党の九鬼裕見子(69歳・現職)、吉本和広(59歳・新人)の両氏が当選し、12年ぶりに2議席を獲得しました。
 両氏は、中学校卒業までの医療費無料化や、乗り合いタクシーの実現、国保税・介護保険料の負担軽減などを公約に1,085票(前回より385票増)、得票率13.57%(同5.67ポイント増)を獲得し、1議席増を果たしました。
 当日有権者数は1万2,714人、投票率は63.61%(前回69.05%)で過去最低でした。


  定数2減の中4議席 海南市議選
    
       当選し万歳する(前列左の花束から)橋爪、岡、和歌、瀬藤の各氏ら
                                                           2018423
 海南市議選が4月22日投開票され、定数2減のなか日本共産党の橋爪美恵子Facebook 60歳・現職)、岡義明(Facebook 62歳・現職)、瀬藤幸生(64歳・新人)、和歌真喜子(59歳・新人)の4氏が全員当選し、現有議席を守りました。
 4氏は乗り合いタクシーの実現などを訴え、計4,020票(前回比202票減)、得票率16.66%(同1.04ポイント増)を獲得。選挙をふり返り、雑賀光夫(blog Facebook)県議は「市民の暮らしを守りたいという願いとともに安倍政権への怒りが4人当選に結びついた」とのべました。
 当日有権者数は4万4,278人、投票率は55.28%(前回60.27%)でした。


  現有議席を守る 日高川町議選 2氏無投票当選
       
           原たかふみ氏                 山本よしひら氏
                                                           2018
417日
 日高川町議選が4月17日告示され定数12に12人が立候補。日本共産党の原孝文(62歳・現職)、山本喜平(63歳・現職)の2氏が無投票で当選し現有議席を守りました。
 両氏は第一声で、国保税や介護保険料の値上げをおさえ、住宅リフォーム助成制度の実施など数々の町民要求を実現してきたことを報告。農業を町の基幹産業に位置付け、地場産業の育成に力をそそぐなど就労対策をすすめること、鳥獣被害対策の強化、防災・公共交通の充実などに全力をあげる決意を表明しました。


  白浜町議選2氏当選 広畑・丸本氏 議席守る

  
     万歳する広畑氏(前列中央右)ら=白浜町           万歳する丸本氏(前列中央)ら=白浜町
                                                           2018319
 和歌山県白浜町議選が3月18日投開票され、日本共産党の広畑敏雄(64歳・現職)、丸本安高(65歳・現職)両候補が当選しました。
 両候補は、使用済み核燃料中間貯蔵施設は白浜町に不必要を町議会で決議することや、自宅まで迎えに来てくれる乗り合いタクシーの運行、介護保険料・国保税の負担軽減、高校卒業までの医療費無料化や病児保育の実施などを公約。両候補合わせて1,478票(前回より176票減)、得票率13.00%(同0.56ポイント減)を獲得し、現有議席を守りました。
 当日有権者数は1万8,654人、投票率は61.57%(前回64.63%)でした。


  現有2議席を確保  有田川町議選 堀江・増谷両氏
 
            万歳する堀江氏(前列中央)ら                      万歳する増谷氏(中央)ら
                                                           2018
129
 和歌山県有田川町議選が1月28日投開票され、日本共産党の堀江眞智子(57歳・現職)、増谷憲(61歳・現職)が当選し、現有議席を確保しました。
 選挙戦で両候補は、高齢者など通院や買い物に行くことが困難な町民のために低料金で利用しやすい予約型の乗り合いタクシーを提案。4億7000万円もある国保基金から9000万円取り崩すだけで高すぎる国保税を1人1万円の値下げができることや、介護保険料・利用料の軽減などを公約に支持を訴えました。
 両候補は合わせて1,581票(前回より412票減)を獲得し、得票率は10.69%(同2ポイント減)でした。
 当日有権者数は2万2,549人で、投票率は66.32%(前回71.03%)でした。


  那智勝浦町長に森氏 党派超えた協力実現
                                                          20171225
 那智勝浦町長選が12月24日投開票され、日本共産党那智勝浦町支部が自主的に支援した無所属新人の森崇氏(67歳)が初当選しました。
 当選が確定した夜9時すぎ、支援者らの大きな拍手のなか選挙事務所に現れた森氏は、現職の寺本眞一氏(64歳)を大差で破ったことを報告。「ワンマン」「行き当たりばったり」と町民が見放し、新クリーンセンターや町役場移転など大型事業が目白押しなのにまともな対応をしなかった寺本町政を批判するとともに、「これからが本番。難問がたくさんあります」と対話と信頼の町政を実現するため全力をあげる決意を表明しました。
 町政の問題点を打開していく姿勢を示し、どの政党にも属さず推薦願いも出さない「町民党」として活動した森氏を、日本共産党那智勝浦町支部は、津本芳光町議を先頭に自主的に支援。選挙戦では12町議のうち8町議が森氏を支援し、津本町議と保守系県議がいっしょに伴走車に乗って支持を訴えるなど、町民の声が届く町政に転換するため党派を超えた協力が実現しました。


  共産党3議席回復 紀の川市議選 1議席増
    

              当選し万歳する(中央左から)門、中村、石井の3氏ら=紀の川市
                                                          20171119
 紀の川市議選が11月19日投開票され、日本共産党の石井仁(43歳・現職)、中村真紀(39歳・現職・Facebook)、門眞一郎(68歳・新人・Facebookの3氏が当選。1議席増やし3議席を回復しました。
 3氏は乗り合いタクシーの市内全域での実現や国保税引き下げ、学校給食無償化、介護保険料・利用料の軽減、ごみ袋代値下げなどを訴え、3氏合わせて3,460票(前回より169票増)、得票率11.86%(同2.06ポイント増)を獲得。先の衆院選比例との比較でも3氏は952票と大きく伸ばしました。一方、当選した公明3現職は衆院選比例から565票減らし、落選した維新新人は2,844票減と衆院選比例の2割弱しか得票できませんでした。当日有権者数は5万4,062人。投票率は54.72%(前回62.59%)で、過去最低となりました。


  安倍政治ノー たたかい ここから
     市民と野党の共闘 政治変える
                                                          20171024
 「たたかいはここから。市民と野党の共闘を発展させ、安倍暴走政治を追い詰めよう」―10月22日投票の総選挙の結果、近畿ブロック比例(定数28、1減9で日本共産党は約78万6,000票を獲得しましたが、当選は穀田恵二Twitter Facebook氏と宮本岳志(Facebook)氏の2議席にとどまり、前回の4議席から後退しました。近畿2府4県の日本共産党と後援会は10月23日、選挙戦をたたかい抜いた衆院候補を先頭に「安倍政治を終わらせたいと広がった市民と野党の共闘に確信をもち、党の自力をつけて新たなたたかいをスタートさせよう」と早朝宣伝などに取り組みました。
 定数1減となり新党も加わり大激戦となった近畿比例選。投開票の結果、野党共闘を分断し、改憲、安保法制容認で安倍政権の補完政党ぶりが鮮明になった新党の希望の党は3議席にとどまりました。その希望の党と連携し安倍政治の補完では先輩格の日本維新の会は前回の8議席から5議席に後退しました。
 自民党は前回の9議席を維持、公明党も前回の4議席を維持しました。

  和歌山 
 和歌山県で日本共産党は、比例代表で3万8,349票(得票率8.99%)を獲得し、前回より7,220票減(同2.13ポイント減)でした。御坊市では比例代表が前回より439票増(同2.94ポイント増)など、1市3町1村で得票数・率を増やしました。
 選挙戦では、市民連合わかやまが日本共産党の小選挙区候補全員を推薦するなか、市民連合幹部が応援演説で「私は比例代表でも共産党を応援する」と表明するなど、日本共産党の野党統一での奮闘が比例代表選挙にもつながりました。



 現有3議席守った 田辺市議選 論戦をリード
  
     万歳する久保氏(後列中央)ら

  
     万歳する川崎氏(前列中央)ら

  
     万歳する前田氏(2列目中央)ら
                                                           2017423
 和歌山県田辺市議選が4月23日投開票され日本共産党の久保浩二(63歳・現職 Facebook)、川崎五一(51歳・現職 Facebook)、前田佳世(43歳・新人 Facebook)の3氏が当選。現有議席を守りました。
 3氏は、中学校卒業までの医療費無料化や予約制乗り合いタクシーの実施などを訴え、医療費無料化では、他陣営も主張しだし、市議選と同日告示の市長選で無投票当選した真砂充敏市長が当選インタビューで「実施を明言」(19日付地方紙)するところまで追い込み、乗り合いタクシーでも「ぜひ実現してほしい」と市民の共感を広げました。
 得票は3氏合わせて4,128票(前回より204票増)、得票率は10.72%l(同1.38ポイント増)獲得しました。
 当日有権者数は6万3,766人、投票率は61.01%(前回65.77%)でした。



 仲江氏当選 議席守る 串本町議選
  
                 万歳する仲江氏(前列左から2人目)
                                                           2017416
 和歌山県串本町議選が4月16日投開票され、日本共産党の仲江孝丸氏(59歳)が当選し、現有議席を守りました。
 仲江氏は、若者にも高齢者にも希望と安心の串本町をめざし、一般会計からの繰り入れで国保税の値上げを抑え減免に取り組むことや、介護保険料の引き下げ、給食費の軽減・無償化、高校や大学の奨学金の拡充・給付制の実現、大辺路街道の整備活用・観光資源をいかし雇用につなげること、防災対策として2次避難所の確保などを提案しました。
 仲江氏は、639票(2人立候補した前回より230票減)、得票率6.05%(同1.34%減)を獲得しました。
当日有権者数は1万4,728人、投票率は72.51%(前回76.03%)でした。

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岩出市議選 2氏当選 現有議席守る
  
            当選し万歳する(前列3人目から)市来、増田両候補
                                                           2017129
 和歌山県岩出市議選は1月29日投開票され、日本共産党の市来利恵(45歳・現職・Facebook)、増田浩二(60歳・現職)両候補が当選し、現有議席を守りました。
 両候補は、財政調整基金などすぐに使える市の貯金が32億円もあることを明らかにし、子育て世代が熱望する中学校卒業までの医療費無料化や、ゴミ減量に効果のないゴミ袋有料化をやめ元の値段に戻すこと、家の前から目的地まで行けるデマンド(乗り合い)タクシーの実施、国保税の値下げ、介護保険料の減額・免除・利用料の軽減、第3中学校の建設、小中学校へのエアコン設置、巡回バスの増便やコースとバス停の見直しなどを公約。両候補合わせ、1,913票(前回より135票減)、得票率10.12%(同0.48%減)を獲得しました。
 当日有権者数は4万3,321人、投票率は44.26%(前回47.99%)で過去最低でした。

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 みなべ町議選で池田氏当選 中井氏は惜敗
       
                      当選し万歳する池田氏(前列花束)ら             2016
103
 和歌山県みなべ町議選が10月2日投開票され、日本共産党の池田三千留候補(55歳・新人Facebookは当選、中井さよ子候補(66歳・新人Facebook)は2票差で惜敗しました。日本共産党は、前回選挙で2議席獲得したものの任期中に1人が病気辞職し、今回新人2人による2議席回復をめざしていました。
 両候補は、福祉や子育て制度の充実で負担を軽減することや、梅や炭などの伝統産業を守り若者が希望を持って働ける町にすること、防災や道路整備など安全と安心の町づくり、戦争法廃止など平和を守る先頭に立つことを訴え、806票(前回900票)、得票率9.9%(同11.0%)を獲得しました。
 当日有権者数は1万1,008人、投票率は74.65%(前回73.94%)でした。


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 野党統一候補ゆら氏が健闘 憲法守るとりくみ継続
   会見するゆら氏=和歌山市
                                                  
2017711
 和歌山選挙区(改選数1)で野党統一候補として奮闘したゆら登信(Facebook twitter)氏(64歳・無所属・新人)は11万5,397票(得票率26.06%)を獲得しましたが及びませんでした。当選は鶴保庸介氏(49歳・自民・現職)でした。
  7月10日夜の会見でゆら氏は、「憲法を守り、平和を守るとりくみをこれからも続けます」と決意。「市民連合わかやま」の豊田泰史代表は、広範な市民が参加した選挙をふり返り、「市民の力で政治を変える運動はこれからが本番です」と訴えました。
  比例代表では、新人の坂口多美子氏(40歳)を先頭に奮闘した日本共産党は、県内で4万5,845票(得票率10.43%)を獲得。前回得票を384票、得票率を0.12ポイント伸ばしました。

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 古座川で議席回復 洞佳和氏が当選
      
                    
      当選し万歳する洞佳和氏ら
                                                           2017
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 和歌山県古座川町議選は6月5日投開票され、日本共産党の洞佳和氏(68歳・新人)が当選。前回選挙後の任期途中に失った日本共産党議席を回復しました。

 洞氏は、木質バイオマスの活用などで林業で稼げる施策に取り組むことや、保育料や給食費の負担軽減、子どもの医療費の高校卒業までの無料化、国保税や介護保険料の引き下げなどを公約に支持を訴え188票(前回より78票減)を獲得。得票率は8.55%(同2.41ポイント減)でした。
 当日有権者数は2,539人。投票率は88.03%でした。

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 那智勝浦町 津本氏が初当選

  
                  当選し万歳する津本氏(前列右から2人目)
                                                           2015
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 和歌山県那智勝浦町議選は6月28日、投開票され、日本共産党の津本芳光氏(67歳・新人)が初当選し、現有議席を守りました。
 津本氏は、自衛隊が地球の裏側まで行ってアメリカの戦争に参加し「殺し殺される」危険性が高まる戦争法案をきびしく批判。地方から声をあげストップしようと訴えました。
 国保税・介護保険料の引き下げや、中学校給食の実現、住宅リフォーム助成制度での仕事づくりや耐震化促進、防災情報・避難体制づくりなど災害に強い町づくりを提案、501票(前回より95票増)、得票率5.06%(同1.29%増)を獲得しました。
 当日有権者数は1万3,839人、投票率は72.32%(前回74.20%)でした。
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 いっせい地方選 後半戦 和歌山県 3市3町の12氏当選
                                                                           2015427
 日本共産党は和歌山県で3市3町に14氏が立候補し、前回12議席(現有14議席)に対し12氏が当選しました。
 和歌山市では6氏立候補し5氏が当選。得票数を20票増やし前回議席を守ったものの、補選で得た現有議席を減らしました。
 橋本市では2氏全員当選。前回より133票増やし、定数2減のなか議席占有率が0.91%増えて10%になりました。
 新宮市では1氏が当選。2氏立候補した前回と比べ、得票を447票減らしました。
 紀美野町では2氏全員当選。前回より8票増やし、定数2減のなか議席占有率が2.38%増え16.67%になりました。
 九度山町では1氏が当選。前回失った議席を回復し、補選で得た現有議席を守りました。定数2減のなか議席占有率を1.67%増やし、10.00%になりました。
 すさみ町では2氏立候補し1氏が当選。前回より156票減らし、現有議席を守れませんでした。
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 和歌山県議選 惜敗 1減の3議席に
                                                           2015413
 和歌山県議選で日本共産党は、無投票当選の有田郡(定数2)松坂英樹Facebook氏(54歳・現職)を含め3議席(前回より1議席減)を獲得。議席占有率は7.14%(同2.38ポイント減)になりました。
 和歌山市(定数15)では、奥村規子Facebook氏(63歳・現職)が4位当選しましたが、加藤直人Facebook氏(58歳・新人)は最下位当選者と240票差で惜敗。両候補合わせて1万4,817票(前回より1,396票増)、得票率は11.25%(同1.56ポイント増)でした。

 海南市(定数3)では、雑賀光夫Facebook氏(70歳・現職))が5,972票(前回無投票)獲得し3位当選。得票率は21.77%でした。
 西牟婁郡(定数2)では、高田由一Facebook氏(51歳・現職)が6,454票(前回より708票減)獲得したものの599票差で惜敗。得票率は30.94%(同0.86ポイント減)でした。
 橋本市(定数3)では、富岡清彦Facebook氏(66歳・新人)が3,861票の次点で及ばず。得票率は12.91%でした。
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 御坊市議選 現有2議席守る

  
     当選し万歳する後援会員らと、(前列左から)たばた、くすもと両候補=御坊市
                                                                      2015119

 和歌山県御坊市議選は1月18日投開票され、定数14に18人が立候補する激戦のなか、日本共産党のくすもと文郎Facebook(60歳・現職)、たばた卓司(65歳・現職)が7位で当選し、現有議席を守りました。
 両候補は、「人口の増える町づくり」や「開かれた議会」を提案し論戦をリード。中学校卒業までの子どもの医療費無料化や、国保税・介護保険料の引き下げ、住宅リフォーム助成制度での仕事づくり、議会だよりの発行など具体的な政策をかかげ、合わせて2,035票(3人立候補した前回より499票減)、得票率13.31%(同2.37ポイント減)を獲得しました。
 当日有権者数は2万226人。投票率は76.47%(前回78.22%)でした。
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 2014年衆議院選挙 近畿ブロック 共産党4議席に倍増
   躍進の流れ 地方選勝利へ

20141215
 日本共産党は総選挙(12月14日投開票)の近畿ブロック比例(定数29)で4議席に倍増しました。党近畿ブロック責任者の山口勝利・党府大阪府委員長は、大勢が判明した15日未明、安倍暴走政治をストップさせたい願いを日本共産党に託した有権者のみなさんと、大奮闘した党員・支持者のみなさんに感謝を表明。そのうえで「大躍進の流れを来春のいっせい地方選勝利につなげ、日本共産党とともに政治を変える大波を近畿からつくりだそう」とよびかけました。
 和歌山 西牟婁郡で14.94%
 和歌山県の衆院選比例区で日本共産党は4万5,569票(得票率11.12%)を獲得しました。田辺市で会見した原やすひさブログFacebook例候補(和歌山3区重複)は、「2年前の総選挙とは様変わりした」と安倍政権の暴走に正面から対決する日本共産党への国民の関心と期待の高さを強調。「国民のみなさんとともに新しい政治を切り開きたい」と語りました。日本共産党は県内30市町村のうち白浜町で15.14%、同町を含む西牟婁郡全体で14.94%、県内9市のうち橋本市で13.55%獲得しました。
 小選挙区では1区くにしげ秀明Facebook氏が1万4,027票(得票率9.90%)、2区富岡清彦Facebook氏が1万5,415票(12.20%)、3区原氏が3万3,260票(23.50%)を獲得しました。
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 和歌山県知事選 畑中氏が約17%獲得

                                                                      2014121

https://scontent-a.xx.fbcdn.net/hphotos-xap1/v/t1.0-9/10525975_601464739999387_2462322469108800769_n.jpg?oh=5501d4b7697e33e9f6653c782c01b5b4&oe=55159056 和歌山県知事選が11月30日に投開票され、「ゆたかで住みよい和歌山県をつくる会」の畑中正好氏(62歳・無所属、新人、日本共産党推薦)は5万4,164票(得票率16.91%)獲得しましたが、およびませんでした。
 選挙事務所で会見した畑中氏は、選挙戦をふりかえり、有権者から「県政を変えなければいけない」という多くの声が寄せられたことを紹介。中間山地では極端な過疎化がすすみ、商店街でもシャッターを閉めた通りが広がっている現状を指摘し、「県政を県民本位に変えなければいけない」とのべ、住宅・店舗リフォーム助成制度や中学校卒業までの医療費無料化など知事選でかかげた公約を実現するため、また、安倍政権の暴走を止めるため、今後も奮闘する決意を表明しました。
 当日有権者数は82万3,371人で、投票率は39.65%(前回43.37%)でした。
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自共対決勝ち抜いた 深夜の一報 喜び爆発

    和歌山市議補選 中村氏 公約実現へ決意
      
                               当選が決まり万歳する中村氏(中央)ら 
                                                                      2014811
 和歌山市議補選(定数2)が8月10日投開票され、日本共産党の中村朝人(あさと)候補(35歳)が、自民党推薦候補を相手に「自共対決」を勝ち抜き、初当選しました。同市(定数38)の日本共産党議席は6議席になりました。
 同日の市長選開票と並行して夜11時、やっと最初の開票結果が出ます。3,000票で4人同列。11時半、次点候補と中村氏が19,000票で並びます。中村氏の選挙事務所に「おうっ」とどよめきが起こります。まもなく、中村氏の当選確実がわかると、喜びが爆発しました。中村氏は、「当選した」と最初、母親に電話で報告しました。事務所に集まった人々もおのおの携帯電話を取り出し、「やったあ」、「すごい」、「えっ、今から来るの」と喜びを伝えました。
 党県委員会の原矢寸久Facebook)書記長がフェイスブックに当選の一報を載せると、深夜にもかかわらず、「すばらしいー!うれしいニュースです!」など、次々コメントが寄せられました。
 中村氏は8月11日、早朝の南海和歌山市駅前での宣伝に始まり、終日、市内を巡り、当選を報告。公約実現に全力をあげる決意を表明しました。
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 和歌山市長選 中津氏及ばず
   中津孝司氏
2014
811
 和歌山市長選が8月10日投開票され、「活気ある住みよい和歌山市をつくる会」の中津孝司Facebook氏(66歳・新人)は及びませんでした。
 当落が判明するなか選挙事務所で中津氏は、同市滝畑の産業廃棄物処分場の建設問題で、市長に当選した尾花正啓氏も選挙戦のなかで反対を表明したことを指摘。「反対と言ったからには今から行動してほしい」とよびかけました。また、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」撤回や、原発再稼働反対、消費税10%ノーを訴えるなかで、市民の政治を変えてほしいという願いがひしひしと伝わってきたことを紹介しました。
 中津氏は、これからも「つくる会」の一員として選挙で訴えた公約実現に全力をあげる決意を表明しました。
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 海南市議選 4氏全員当選

  
         当選しばんざいする(右から2人目から)上田、岡、橋爪、河野の4氏ら=427日、海南市       2014427
 和歌山県海南市議選が4月27日投開票され、日本共産党のこうの敬二Facebook)(64歳・現職)、岡よしあきFacebook)(58歳・現職)、上田ひろし(66歳・現職)、はしづめ美恵子Facebook)(56歳・現職)が当選し現有議席を守りました。
 4候補は、子どもの医療費を通院も含めて中学校卒業まで無料にすることや、国保税の1世帯1万円引き下げ、介護保険料・利用料の負担軽減、中学校給食の実現、海南医療センターへの産科設置、住宅リフォーム助成制度の拡大などを公約するとともに、「黒江のスーパーを閉店しないで」、「国道370号沿いの側溝の泥上げをしてほしい」など、地域のさまざまな市民の声をとりあげ実現に全力をあげることを表明し、合わせて4,222票(前回より739票減)獲得しました。得票率は15.62%(同0.68%減)でした。
 当日有権者数は4万5,578人で、投票率は60.27%(前回65.43%)でした。
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 上富田町 九鬼氏4位当選

  
          当選しばんざいする九鬼候補(右から3人目)ら=427日、上富田町                  2014427
 和歌山県上富田町議選が4月27日投開票され、日本共産党の新人、九鬼裕見子候補(65歳)が当選し、現有議席を守りました。
 九鬼候補は、財政難を理由に小学校入学までになっている子どもの医療費無料化の拡大や、長年の課題になっている学校給食の実現、介護保険改悪による要支援者切り捨てを許さず町役場がしっかりサポートする体制をつくること、バス停から遠くて赤バス(コミュニティーバス)を利用しにくい人のために小回りのきく小型の巡回バスを運行することなどを提案して700票(前回無投票)を獲得し4位で当選しました。得票率は8.49%でした。
 当日有権者数は1万2,114人で、投票率は69.05%でした。
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 現有2議席を確保 日高川町議選 得票1.7倍化
  
                                                                      2014
421
 和歌山県日高川町議選が4月20日投開票され、日本共産党の原孝文(58歳)、山本喜平(59歳)両現職候補は、定数4減のなか得票を1.7倍化しそれぞれ6位、7位当選、現有議席を守りました。
 両候補は、同町でのイノシシやシカの捕獲報償金をめぐる不正問題での姿勢が問われた選挙戦で、うやむやにして幕引きをしようという動きがあるなか、「真相をきちんと解明すること」「獣害対策の制度を改善して報奨制度を継続すること」をかかげて奮闘。実績豊富な日本共産党の2議席への町民の期待の高まりのなか前回得票を524票増やす1,288票を獲得し、得票率も8.15%増の18.13%で当選しました。議席占有率は4.17%伸ばし16.67%になりました。
 当日有権者数は8,590人、投票率は83.55%(前回86.44%)でした。
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 伊丹氏が無投票当選 九度山町議補選

 
        支援者と一緒に、当選の万歳をする伊丹候補=4月15日、九度山町
                                                                      2014
416
 和歌山県九度山町議補選が4月15日告示され、定数2と同じ2人が立候補し、日本共産党の伊丹としやFacebook候補(52歳・新人)の無投票当選が決まりました。前回選挙で失った党の議席を回復しました。
 伊丹候補は、国保税の1人1万円の引き下げや、シルバータクシーチケット助成制度の拡充、コミュニティーバスの運行で買い物や病院などに安心して移動できるようにすること、新規就農者への農地付き住宅のあっせんなど農業後継者育成の充実、急傾斜地の多い九度山町の地形にふさわしい防災対策の充実、議会と町政の動きを知らせる九度山民報の定期発行などをかかげ奮闘しました。
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 高本氏が2議席守る 橋本市議補選 公約実現に全力

 
  当選し万歳する高本候補(中央)ら=3月16日、橋本市
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317
 和歌山県橋本市議補選(定数4、立候補6人)が3月16日投開票され、日本共産党の高本かつじ候補(63歳・新人)が当選。県議補選に立候補した富岡清彦氏の議席を受け継ぎ、日本共産党の2議席を守りました。
 高本候補は、高野口に市役所の出張所をつくることや、中学校卒業までの医療費無料化、コミュニティーバスの増便などをかかげて3,861票(得票率13.01%)を獲得し4位当選しました。
 高本候補は結果をうけ、公約実現に全力をあげることとともに、来年のいっせい地方選挙での必勝のため「各集落ごとに小集会を開く。日本共産党を大きくして自力をつける」と決意を表明しました。
 当日有権者数は5万4,231人。投票率は58.91%でした。
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 富岡県議候補及ばず 橋本市 県議補選 得票率は19%
                                                                      2014317
 和歌山県橋本市での県議補選(定数2、4人立候補)で日本共産党の富岡清彦候補(65歳・新人)は6,079票を獲得(得票率19.75%)したものの及びませんでした。
 富岡候補は、自共対決を前面に安倍政権の暴走を止めようと訴えるとともに、ムダな大型公共事業として凍結された紀淡連絡道路を再び推進することはやめ県民のくらしに直結する公共事業をすすめることや、子どもの医療費無料化の拡充など県民の切実な要求をかかげて奮闘しました。
 区長(自治会長)や元市幹部など保守・無党派の人々を含む広範な支持を集め、2013年参議院選挙比例で日本共産党が獲得した得票を1.78倍に、得票率を1.69倍にしました。
 結果を受けて富岡候補は、選挙でかかげた公約実現とともに、来年のいっせい地方選挙にむけてただちに活動するとのべ、「党を大きくして自民党とたたかう力をつける」と決意表明しました。
 当日有権者数は5万4,231人。投票率は59.94%でした。
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 広畑、丸本両氏が当選 白浜町議選 激戦勝ち抜く
 
 当選し万歳する広畑候補(中央)ら=3月16日、白浜町

 
 当選し万歳する丸本候補(左から5人目)ら=3月16日、白浜町
                                                                      2014
317
 和歌山県白浜町議選が3月16日投開票され、日本共産党のいずれも現職の広畑としお候補(60歳)が3位で、丸本やすたか候補(61)が9位で当選しました。
 定数2減の14に16人が立候補した激戦の選挙で両候補は、中学校卒業までの医療費無料化や、住民バスの実現、国保税の引き下げ、白浜空港周辺での県防災訓練への危険な軍用機オスプレイ参加に反対などをかかげ、合わせて1,654票(前回より178票減)を獲得。得票率は13.56%(同0.93ポイント増)でした。議席占有率は1.79ポイント増の14.29%になりました。
 当日有権者数は1万9,070人。投票率は64.63%(前回75.08%)でした。
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 2議席守った 有田川町議選 定数減のなか
                          201423
 和歌山県有田川町議選(定数16、2減、18人立候補)は2月2日投開票され、日本共産党の増谷憲候補(57歳・現職)が5位で、堀江真智子候補(53歳・現職)が6位で当選し、現有議席を守りました。
 両候補は、住宅リフォーム助成制度の実現や、公共交通支援・買い物難民対策、国保税の1世帯1万円引き下げ、産科・小児科医療体制の充実、有田川などの災害対策、開かれた議会づくりなどを訴え、合わせて1,993票(前回より358票減)を獲得。得票率は12.69%(同0.28ポイント減)でした。議席占有率を1.39ポイント伸ばし12.50%にしました。
 当日有権者数は2万2,399人、投票率は71.03%(前回80.99%)でした。
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 紀の川市議選 2氏当選
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 和歌山県紀の川市議選は11月17日投開票され、日本共産党の石井仁(39歳)=現職=、中村真紀(35歳)=新人=の両候補が当選しました。
 岡田勉候補(61歳)=現職=は及ばず、現有議席は1減の2になりました。
 3候補は、国保税の1世帯1万円の引き下げや中学校卒業までの医療費無料化、住宅リフォーム助成の実現、学校給食の市直営を守ることなどを訴えました。得票数は合わせて3,291票(前回4,019票)を獲得、得票率は9.79%(同10.26%)でした。当日有権者数は5万4,442人、投票率は62.59%(前回71.92%)でした。
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 印南町議選 榎本一平氏が4選

  201385
街頭宣伝で訴える、榎本一平氏 和歌山県印南町議選(定数12、立候補13人)が4日投開票され、日本共産党の榎本一平(Facebook)候補(54)=現職=は、前回得票を102票伸ばし6位で4選を果たしました。
 榎本候補は、学校普通教室へのクーラー設置や、鳥獣被害対策の充実、住宅リフォーム助成制度の実現、防災対策の強化などを訴え、511票(前回409票)を獲得、得票率8.11%(同6.08%)で当選しました。
 開票の夜、地元住民らが開票前から選挙事務所に入りきれないほど多数つめかけ、当選が伝えられると大きな拍手が起こりました。榎本候補は、次々と寄せられる激励に、公約実現に全力をあげる決意を表明しました。
 当日有権者数は7,362人、投票率は86.32%(前回89.02%)でした。
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 2013年参議院選挙結果

2013年参議員選挙結果 日本共産党得票
全国
比例 前回比 選挙区 前回比
515万4千 159万増 564万5千 139万増
和歌山県
比例 前回比 選挙区 前回比
45461 9344増 83172 32464増

参議院選挙の結果について
2013年7月22日 日本共産党中央委員会常任幹部会

(1)
 7月21日の参議院選挙で、日本共産党は、比例代表選挙での「5議席絶対確保」の目標を達成し、三つの選挙区で勝利して、改選前の3議席から8議席へ大躍進しました。参議院で非改選と合わせて11議席となり、議案提案権を得ることができました。これは、今後の国会活動にとって大きな意義をもつものです。
 比例代表選挙の得票では515万4千票(9・68%)を獲得し、前回参院選の356万票を159万票、昨年の衆議院選挙の369万票を146万票、それぞれ上回りました。
 選挙区選挙では東京(改選数5)で12年ぶり、大阪(改選数4)と京都(改選数2)で15年ぶりに、それぞれ激戦を制して議席を回復しました。また、議席には結びつかなかったとはいえ、得票を大きく伸ばしたり、当選にあと一歩と迫るなど、善戦・健闘した選挙区が多数生まれました。選挙区での得票総数は564万5千票(10・64%)で、前回比139万票増でした。わが党が推薦した沖縄選挙区(改選数1)の糸数慶子氏は自民党にうち勝って当選を果たしました。
 日本共産党にご支持をお寄せいただいた有権者のみなさん、猛暑のなか日夜をわかたずご奮闘をいただいた支持者、後援会員のみなさん、党員のみなさんに心からお礼を申しあげます。

(2)
 国政選挙で、日本共産党が議席を伸ばしたのは、1998年の参院選以来、15年ぶりの出来事となりました。
 わが党はこれまで、1970年代、90年代後半の2回にわたって、国会の議席の大幅増を果たすなど、“躍進の波”をつくりだしてきました。6月の東京都議選挙につづく今回の躍進は、“第3の躍進の波”の始まりともいうべき歴史的意義をもつものです。
 これらは、この10年来の「二大政党づくり」など強力な反共シフトに抗しての、全党の長年の不屈の活動の積み重ねが実ったものにほかなりません。この活動を担ってきた全党の同志のみなさんに敬意を表するとともに、開始された躍進の流れをさらに大きく発展させるため、新たな奮闘を呼びかけます。

(3)
 日本共産党は、選挙戦において、安倍政権の暴走に正面から対決するとともに、「国民が主人公」の新しい政治をめざす抜本的対案を、景気・経済、原発、憲法、外交の各分野で、「四つの転換」として提示してたたかいました。
 選挙戦全体では、自民党・公明党の与党が過半数を獲得しました。選挙戦の結果、「衆参のねじれが解消した」といわれますが、国民多数の声と自民党政治との「ねじれ」はいっそう深刻になっています。消費税増税、原発再稼働、憲法9条改定、TPP問題、米軍基地問題など、直面する国政の重要課題をめぐって、安倍内閣の姿勢と国民との矛盾は、いよいよ深まり、激動的な危機が進展していかざるをえないでしょう。
 そうした新たな情勢のもとで、日本共産党が果たすべき役割はきわめて大きなものがあります。わが党は、選挙戦で訴えた「四つの転換」をはじめ、掲げた公約実現のために、国会で得た新しい地歩も最大限に活用し、さまざまな分野の国民運動との共同を強め、全力をあげて奮闘するものです。

(4)
 今回の結果は、この数年来とりくんできた党員拡大を根幹とする党勢拡大の運動、「綱領・古典の連続教室」、職場支部や青年・学生分野での活動強化のためのとりくみなど、強く大きな党をつくる努力が、第一歩ではありますが実を結んだものです。同時に、情勢にふさわしい党づくりという点では、さらに大きな探究と努力が求められます。
 この点で、参院選での躍進が、強く大きな党をつくる歴史的チャンスを開くものとなったことは、きわめて重要です。今回の躍進によって、わが党への関心や期待を強めている人々が、大きく広がっていることは、間違いありません。そういう幅広い国民のなかで、党綱領と日本の前途を語るとりくみをさらに発展させながら、強く大きな党をつくる活動に、新たな決意をもって、ただちに足を踏み出そうではありませんか。
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 田辺市議選 定数4減で3氏当選 真砂・川崎・久保氏
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 田辺市議選は4月21日投開票され、日本共産党の真砂みよ子(59歳)、川崎五一Facebook)(47歳)、久保浩二(59歳)=いずれも現職=の3候補が当選。定数4減で議席占有率を2.10ポイント伸ばし13.64%としました。
 3候補は、あとひと押しまで迫った中学校卒業までの医療費無料化に全力をあげることや、党市議団が先頭に立ってきた森づくり事業での補助金不正問題の徹底追及、国保税の年間1世帯1万円の引き下げ、地震・津波対策、過疎地域への公営住宅建設や空き家対策での人口増などを訴えて3,924票を獲得(前回より306票減)。得票率は0.27ポイント増の9.34%でした。
 当日有権者数は6万4,841人。投票率は65.77%(前回71.02%)でした。
 3氏は4月22日、田辺市内で街頭宣伝し、公約実現にむけ全力をあげる決意を表明しました。
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 串本町議選 当選は1氏

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当選した仲江孝丸氏(左)=4月14日、串本町 和歌山県串本町議選(定数15、3減、立候補22人)が4月14日投開票され、日本共産党は、仲江孝丸Facebook)候補(55歳)=現職=が当選し、和田孝明候補(62歳)=現職=が落選。現有2議席を1議席減らしました。
 両候補は、子育て環境のいっそうの充実や訪問介護の時間延長の町補助制度、地震・津波から命を守る町づくり、住宅リフォーム助成制度や公契約条例の制定、観光振興などを訴え1869票を獲得したものの、前回より371票減らしました。得票率は7.39%(同2.00ポイント減)でした。議席占有率は11.11%から6.67%に後退しました。
 当日有権者数は1万5,604人、投票率は76.03%(前回82.23%)でした。
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 岩出市議選で増田・市来氏 現有2議席守る

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 岩出市議選は1月27日投開票され、日本共産党の増田こうじ(56歳)、市来りえ(41歳)両候補=いずれも現職=が当選しました。
 両氏は、中学校卒業までの子どもの医療費無料化や、第3中学校の建設、国保税1世帯1万円引き下げ、ゴミ有料化見直し、コミュニティバスの路線・便数の増などを訴え、合わせて2,048票を獲得(前回から25票減)。得票率は0.86ポイント伸ばし10.58%でした。議席占有率は定数2減のなか1.39ポイント伸ばし12.50%になりました。
 当日有権者数4万860人、投票率は47.99%(前回54.74%)でした。

      2012年12月までの選挙結果                  日本共産党和歌山県委員会HOME


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