たいやひらめだけが魚じゃない!
一般的にはあまりお目にかかれないけど美味しい、姿からは想像できない味・・・
と、いう魚を特集しました。 題して・・・
「食用珍魚」(しょくようちんぎょ) まんぼう
コブダイ「コブダイ属」べら科 学名:Semicossyphus reticulatus (英)Bulgyhead wrasse
新潟県以南。朝鮮半島、シナ海に分布。体は肥大して長く、側扁。
オスは成長に伴い額部が著しく突出し、大きなコブを作る。吻端はとがり、両がくは
同長。両がく歯は2列で外列は犬歯。内列歯はゆ合する。上がく内列歯の切縁は円滑。
メスの顔
下がくはきょ歯状。頭部のうろこは小さい。眼隔域、吻、下がく、前さいがい骨縁辺にうろこはない。
体色は赤紫色。体長1m。沿岸の岩礁域に生息。肉食性。
尖っているはずの犬歯が…何を食ったんでしょうかね??
地方名:イザ、イラ、カンダイ、コブ、テス、ムクジ、モクジ、モクズ、モブシ、モムシ
図鑑の説明には不味(まずい)とありましたが、結構なかなか美味いですよ。
べら科の仲間なので、肉質が柔らかですが、鮮度の良いものなら刺身もOK!
この「コブダイ」は、ほとんどの場合、雌雄一緒に行動しているらしく、水揚げされる時は
必ずといっていい程、つがいで獲れるらしい…