<千両栽培ハウス>

 せんりょうは、もともと本州中西部の暖地に
 自生する常緑のの小低木です。半日陰植物で
 75%くらいの遮光率になるように、板、竹、遮光
 ネットなどにより、光量を調整していきます。3月
 中旬ころ発芽します。翌年の4,5月ころ定植して
 いきます。





撮影 平成16年6月1日


         <種蒔きから、収穫まで>

 優良な株より完熟した種子を取り、12月下旬もしくは
 春まきをすると、5月頃発芽します。発芽後は蒔いた
 時に敷いたワラを取り除き遮光のため、簡易なちいさな
 ハウスで囲います。翌年の4月下旬からいよいよ定植
 です。10aあたり8,000本の植え付けです。翌年から
 花が咲き、かわいい実をつけるものがいくつか出てきます。
 これが、鎌小とよばれます。定植3年目から、鎌と呼ばれ
 4年目から成木となり、毎年12月に収穫、出荷されます。

 撮影 平成16年8月13日植え付け3年目


         <和歌山真妻の千両>

 山間部の、真妻地区の気候がてきしているためか、
 葉の色が濃い緑色で、赤い実とのコントラストがひきたち
 真妻の千両として市場価値も高く、関西第一の産地と
 なっています。

 
 
 
 撮影 平成15年12月10日出荷前


                                                             平成15年11月19日作成