和歌山県予算特別委員会

 「リフォーム助成今こそ」

   雑賀議員が迫る



201132
 日本共産党の雑賀光夫和歌山県議は3月2日、県議会予算特別委員会で県の姿勢をただしました。
 雑賀県議は、県が抱える最大の負債「コスモパーク加太」について、関西空港埋め立てのため赤字で土取りし、その跡地を「未来都市」にするとした事業そのものの誤りと、その後、県土地開発公社の借金を県民に負わせる債務保証したことを批判し、「この二重の誤りを認めたうえで問題に対処しなくてはならない」と追及。仁坂吉伸知事は「見通しの甘さはあったが、当時としてはやむを得ない判断」としました。
 住宅リフォーム助成制度について雑賀県議は、新行財政改革プランで22億円を見込んだ基金残高が200億円まで積みあがっていることを示し、「どう有効に使うかが問われている」と実現を迫りましたが、知事は従来の答弁を繰り返しました。
 また、看護師養成施設の新設は急務と迫ったことに知事は、「養成所の設置も視野に入れた看護職員の確保対策が必要と考える」と答弁。県立高校への入学・転入・編入について本人と保護者の県内居住が条件になっていることについて教育長は「国際化が進む中、帰国生徒について柔軟な対応を検討する」と約束しました。

※ 和歌山県発表資料
「平成23年度当初予算のポイント」


    質問・答弁全文
    2011年2月議会

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2011年2月予算特別委員会、雑賀光夫 質問=3月2日
知事の答弁を聞く、雑賀委員=3月2日、和歌山県庁