子どもの医療費無料拡充を　和歌山県議会　奥村議員が要求　知事は拒否
　　　　一般質問する、奥村規子県議　　　議会中継録画
2014年9月17日
　日本共産党の奥村規子和歌山県議は９月１７日、県議会本会議で子育て問題などを一般質問しました。　→ 一般質問概要記録
　奥村県議は、子どもの医療費無料化について県内３０市町村のうち、１町をのぞくすべての市町村が県制度を超えて助成し、市長会・町村会も県制度を小学校卒業まで拡充するよう要望していることを示し、拡充を求めました。仁坂吉伸知事は、「市町村で差があるものを県がそろえなければならないというものではない」と拡充を拒否しました。
　子ども・子育て支援新制度について奥村県議は、保育の格差を持ち込ませず、子どもの権利を保障するよう要求しました。中川伸児福祉保健部長は新制度について報告し、「市町村が円滑に実施できるよう必要な助言などをおこなう」と答弁しました。
　地域包括ケアシステムで奥村県議は、国の予算削減ありきの在宅化でなく、住まい確保など安心できる制度をと要求し、高齢者向け住宅について質問。福祉保健部長は、「高齢者施設等の計画的な整備をすすめる」と答弁しました。

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