四国周航第二報
勝浦では予想どうり3日間の足止めをくってしまいました、おかげであちこちの温泉に入ることが出来ました。最終日には太地の鯨館の見学に雨の中オイルスキンを着ていってきました、おかげで雨の中でも平気でショウを楽しめました。帰りには竹原でマグロ料理を堪能してきました、さすがマグロの本場だけあって刺身嫌いの私でもすっかり平らげることが出来ました。18日いよいよ潮の岬をまわってすさみ港に向かいます、岬を回るまでは静かでしたが、回ったとたん北西20ノットの風と波に叩かれ、デッキを川のように波が流れ ていき時々コックピットに入り込みます、わずか6時間30分の航海でしたがくたくたに疲れました。19日は6時30分すさみ港を出て紀伊水道横断四国徳島の牟岐港に向かいます、水道の真ん中あたりで艇が大きくローリングするようになる、牟岐に入る頃より雨が降り出す。ここの岸壁も最干時はデッキから2m位になり乗り降りが大変」でした。すさみをでてまもなくカツオが釣れ夕食は家内がカツオのタタキを作ってくれまし た。20日は室戸岬を回って室津港に入る予定でしたが間違えて室戸岬港に入ってしまいました、新港は出来たばかりで岸壁も低くどこにでも泊められます、ただ周りには何もありません。旧港で水の補給をして室津に入りましたが適当な停泊場所がありません、困っていると太陽丸という作業船だ横抱きしてくれることになりました。船長さんがとても親切なかたで作業船のお風呂に入れてもらい洗濯までさしてもらいました。海の仲間同士おたがいさまですよと言う温かい言葉に甘えてしまいました。明日は土佐湾西側の須崎港まで行きます。では又。 


左:すさみ港にて  右:室津港にてほっと一息

 
 
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