四国周航第八報

6月4日草壁港を6時30分出航、鳴戸海峡を潮止まり1時間前に順潮で通過、さすが鳴戸海峡不気味に波立ち艇速も9ノット出て流されそうになる。着いた比井港は何も無いところ、明くる日は新宮の三輪崎港まで73マイルの長距離なので比井港を5時出航潮の岬に近ずくにつれ黒潮に乗り10ノットオーバーを記録、岬を回る頃は三角波が立ち4ノット以上の潮が流れています、逆行でしたら少しも進まないところでしたが幸いでした。三輪崎ではヨットクラブ事務局の前田さんの専用桟橋に船を泊めました、此処では1日休養をとり前田さんにお借りした車で那智の滝、潮の岬、湯川温泉、雲取温泉等を訪れました。夜は前田さんの自宅に招かれ鯨の刺身、しめ鯖、鯖寿司、鯖の煮付け、イサキの刺身に塩焼き、イカ墨の塩辛等前田さん手作りの絶品をご馳走になりました。

6月7日いよいよ最後のレグ、志麻ヨットハーバーまで50マイルの航海です。二木埼沖あたり1m10cmのシイラをゲット、おかげでアフトデッキは血だらけとなり、処理して冷蔵庫に収めるまで1時間もかかってしまいました。 途中方座浦沖まで潮鵬の木村さん、牛若丸の岡田さん、富川さん達が出迎えてくれ、とても嬉しかったです。夜は木村さんが夕食に誘ってくれ皆さんと一緒に今回の航海の話題で話が弾みました。

これをもちまして四国週航の旅を終わらせて頂きます、長い間お付き合いいただき有 難うございました、天候に恵まれ予定より1週間ばかり早く戻りましたが、今回も多くの方との素晴らしい出会いがあり満足のいく旅でした。



左:1m10cmのシイラをゲット  右:那智の滝にて

 
 
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