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INFORMATION
     大反響!話題騒然!
たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学1月17日放送【何をやっても治らない体の不調を名医が解消“5つの新事実”の内容について、西本伸会長がコメントし凄い反響となりました!
西本会長のブログへは1月18日だけで何と2289件ものアクセス!
新記録となりました!
1月19日は1148件。20日は533件。21日は409件となっており凄いアクセス数を記録しました。
従来から行われてきたカイロプラクティックや整体等とは全く違った姿勢矯正理論とテクニックを誇る私たち姿勢矯正士の事をもっともっと多くの方々に知っていただくこと。そして一人でも多く日本姿勢矯正士協会所属の姿勢矯正士が行う施術を体験していただき、素晴らしさを理解していただきたいと願っております。日本姿勢矯正士協会は皆様方の健康に貢献するために更に奮闘いたします。
以下関連記事を掲載します。

広背筋のストレッチでは肩こりは無くならない!

姿勢矯正士の西本です。
1月17日のテレ朝「たけしの家庭の医学」は、”しつこい身体の不調解消/5つの新事実SP”という3時間特番でした。
その中で、”バンザイで判明、肩が原因でなく背中が原因の肩こり”という肩こり解消法の特集がありました。
監修の医師は、昭和大学・藤沢リハビリテーション病院の筒井廣明医師です。
普通「肩こり」といえば、肩の筋肉(僧帽筋)が硬くなって凝りを感じるのが普通ですが、両腕を高く上げて「万歳」の姿勢を取った時に、腕が真っ直ぐ上に上がらない人の肩こりでは、原因は肩の僧帽筋だけでなく、その下の背中の中心部あたりの『広背筋(こうはいきん)』も硬くなっているからだそうです。
番組に登場した59歳のひどい肩こりのある主婦の場合も、万歳の姿勢を取ってもらうと、両腕は真っ直ぐに上がらず、斜め前までしか上がりませんでした。
さらに番組ゲストの東幹久さんも肩こりがひどいらしいですが、東さんも万歳すると、ほぼ45度位しか両腕は上がりませんでした。
広背筋は、背骨と骨盤の上部から脇の下をくぐり、二の腕の内側に着く三角形の大きな筋肉ですが、僧帽筋とバランスを取りながら拮抗して働く筋肉です。
腕を横から上げる時には、僧帽筋が縮みながら広背筋が伸びるというように働いています。
だから、広背筋が硬くなってしまっていると、腕は上がりにくくなります。その結果僧帽筋に無理がかかり肩こりとなってしまうのです。
これは肩こりのない人に、テーピングで広背筋の動きを抑え込んで大根おろし作業をしてもらうと、肩に非常に重たい感じがするという実験結果からも明らかでした。
では、広背筋はどうして硬くなるのかというと、同じ姿勢を取り続ける動作が原因だそうです。
それで筋肉が伸びにくくなってしまうのです。
例えば、パソコン作業や大根おろしのような料理の時など。
だから、こういう悪い姿勢の習慣による筋肉の硬直を直すことで、肩こりも解消されるようになります。
その方法の一つとして、番組では今治市で行われている「今治タオル体操」をヒントに、筒井医師に『肩こり解消体操』を考案してもらいました。
やり方は、
・椅子に座り、タオルを首にかけて両端を手で持つ。
・右手を斜め前に上げ、左手は首元に、体重を右側にかける。そのまま胸を広げる感じで深呼吸をする。左右交互に3回行う。
・首にかけたタオルを右手の方を前に引っ張り、そのまま右腕を前回しで5回、後ろ回しで5回行う。左右交互に行う。
この『肩こり解消体操』をゲストの東幹久さんが行ったら、何と万歳がちゃんとできてしまいました!
効果は抜群のようです。
肩こりというと、肩のことばかりに目がいきますが、結局は少なくとも上半身のバランスが影響しているといことのようです。
肩こり体操の他に、全身のストレッチングなどで、普段から筋肉が硬くならないよう気を付けることも必要でしょうね。
しかし広背筋を緩めると、肩関節は動かし易くなりますが、肩こりは改善しないでしょう。
それどころか、肩関節が動き過ぎの状態になり、やがて肩がボキボキ鳴りだし、四十肩や五十肩の原因となる。
肩こりはやはり肩甲骨の動きを改善しないと無くならない。
頑固な肩こりの方がこの番組を見て、肩こり解消の為に広背筋のストレッチをしても肩こりは変わらず、肩関節を緩くして、ボキボキ鳴りだすのがオチでしょう。
肩こりのメカニズムを解明していると、これでは肩こりが無くならないのは解かる。