セレナ号日本一周第22報
  釧路早朝6時霧の中を出航、関さん見送りに来てくれステーキ用の鮭、天然ホタテを頂く。途中より霧も晴れ午後3時十勝港に着く、此処は停船場所も多く奥の漁船だまりも多く空いていました。夜保安庁の職員で熊本のヨットマン来艇、話が弾む。明くる日も6時出航、霧深く一時は視界50m位、幸い波風も静かで霧の中無事浦河に着く、正面の製氷施設の右隅に泊める、漁港にも空きあり停泊可能。歩いて10分のところにスーパーホクレンあり何でも買い揃えられる、近くに銭湯もあり便利な港でした。14日も6時出航の予定でしたが霧深く殆ど見えないため30分遅らす、視界も50m位で後ろの潮鵬も時々見えなくなる。途中多数のイルカと遭遇、セレナと一緒に走ってくれて大感激、早速ビデオに撮りました。苫小牧東港に入る頃は霧深く殆ど何も見えません、プロッターとレーダーを頼りに進み港入り口の切れ目を見つけた時はホットしました、入港してまもなく岸が見え出し霧も晴れてきました。後で漁師さんから初めての港あの霧でよく入ってきたと感心 されました。遊漁船の夫婦がヨットを訪問、セレナブレンドのコーヒーでもてなしました、夕方沢山の野菜と果物、産み立ての卵を頂きました、北海道の人々の親切には頭が下がります。航海中は家内と1時間交代のワッチを組んでいます、私はチャートワークをしたりリグの点検をする以外は殆ど寝ていますが、家内は何時も本を読んでいます、今は(菜の花の沖)を読んでいますが、我々の泊まった港がでてくるので地図と見比べながら楽しんでいます。昔の人は計器もエンジンも無しで我々よりもハードな航海をしていると感心してい ます、此れに比べて私達の軟弱なこと。先日中野さんの山荘に行った時、テレビドラマの(菜の花の沖)の最後の入浴シーンが中野さんの山荘で撮られたと聞き、又その時の台本を見せられて家内は感激していました。
日本海フェリー
霧の深浦港
 
 
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