セレナ号日本一周第23報
4日連続5時起床毎日10時間前後の航海で少し疲れ気味のところ、いよいよ最後の北海道寄港地エンルムマリーナに着く。 入り口沖には大敷き網があるので、入港する際追直漁港を過ぎたら沖出しして、黄色のブイを4個回ってから大黒島の南の入り 口から入ること。此処では福田先生に大変お世話になりました、夜は先生のお兄さんの所でバーベキューパーティに招待されました。手入れの行き届いた奇麗なお庭での野外パー
ティで、久しぶりに美味しい肉料理をお腹一杯頂きました。明くる日は先生の取り計らいでセレナを上架して船底のチェック、異常ありませんでした。昼頃より先生のベンツをお借りして観光ドライブ、登別第一滝本でお風呂に入り、洞爺湖では有珠山西火口に行きました、最近まで通行止めだった所で、15分位歩いていくと道路は階段状に亀裂が入り、至る所から硫黄の蒸気が吹き出し刺激臭で蒸せ返るようです。谷底からは噴煙が上がりまるで地獄絵です。 夜はマリーナのレストラン(ブロートン)でコンクールで優勝したと言うホッキ貝の 炊き込み御飯を食べ、又此処のマスターの奥さんが銀細工の先生で、作品の展示販売をしていたので、今までの家内の頑張りに感謝してブローチをプレゼントする。7月17日朝から雨、昼過ぎには日も射してきたので地球岬を見に行く、360度視界が開けて素晴らしい景色、純白の灯台を前に記念撮影。 夜は福田先生にクラシックなパスタ屋に案内されスパッゲティをご馳走になる、その後で測量山までドライブ、ライトアップされたタワーが美しい、ライトアップの費用は個人の寄付で賄われていて未だ一度も消えた事が無いそうです。北海道はどの寄港地でも皆さん親切で楽しい事ばかりでしたが、最後の室蘭でも福田先生のおかげで素晴らしい思い出を作る事が出来、この室蘭と言う土地が大好きになりました。いよいよ明日は北海道に別れお告げて下北半島の尻屋岬港に向かいます。
地球岬の灯台
マリーナのレストランブロートロ