セレナ号日本一周第8報
   朝から佐渡おけさが聞こえ目の前には観光客をのせたたらい舟がのんびり回っています、あまりののどかな風景につい長居をしてしまい3日も小木にいました。前日には小木ヨットクラブの榎谷さん達が手打ち蕎麦の実演をしてくれました、打ち立ての蕎麦の美味しかったこと、夕食後でしたけど大きなお椀に一杯食べてしまいました。明くる日は宿根木へ行き実物大に再現された千石船を見学しまた、適材適所あらゆる種類の木材を使い釘一本にしても船大工の知恵がいかされ見ていても飽きることが有りません、この船で蝦夷まで行ったかと思うと感無量でた。日曜日だと言うのに私達だけで係員が付き切りで説明してくれました。午後は歴史で有名な矢島経島を訪れました、よく絵葉書にある赤い太鼓橋のある所です、侵食された岩肌と奇麗な海の水のコントラストが素敵でした、能生の油のういた海でペラに絡んだロープをはずしに潜ったことを思うと、こんな海で潜れたらと思いました。元気印の私も今朝方から坐骨神経痛がでてしまいました、作業船に横抱きしているので乗り移る度に一米位のところを何十回と飛び降りたのが原因のようです、気持ちばかり若くても骨は正直ですね、起き上がる度にドッコイショと手をついています。ロキソニンを飲んで頑張っています。今日岩船から酒田はベタ凪でした、シーガルネットワークの後藤さんの友達阿部さんが港の一番奥の岸壁を探してくれ、又烏賊釣り舟の船長の紹介で漁協で洗濯をし、お風呂に入れてもらい、給水も充分行い、近くの料理屋富重ではヨットマンのご主人のサービスで素晴らしい懐石料理を2000円でご馳走になりました。今日は最高の一日でした。後秋田船川、深浦、小泊、でいよいよ津軽海峡を渡り函館です。

 
 
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