セレナ号日本一周第18報
昨日陸から見た宗谷岬を今日はヨットで回っています、霧が深く視界も時々200m位となり、残念ながら岬は視認出来ませんでした。波はオホーツク側に来ると静かになるも、枝幸に近ずくに連れ再び風が強まり、港内も白波が立っています。木村さんの友人能沢さんの案内で1番奥の岸壁に横付け、水深計は90cmを示し
警告ブザーが鳴っているが能沢さんの途中からドン深になっているから、との言葉を信じて停泊する。早速能沢さんから帆立の差し入れ、その数200あまり、初めて帆立の殻剥きに挑戦する、手早く剥くので能沢さんからアルバイトに雇っても良いと言われる。6月28日早朝より近くの漁師さんより鰈の差し入れ、家内捌き方を教えてもらう。又能沢さんより冷凍鮭、秋刀魚、蛸、烏賊、毛がに、イクラを頂く、たべきれないので宅急便で自宅に送る。午後からはオホーツクミュージアム枝幸でアイヌの祖先のオホーツク文化に触れる、本州の縄文時代に相当する頃ここでこんな文明をもった人々が生活していたのは驚きでした。ホテル幸林の温泉に入り1日の疲れを癒す。北海道は親切な方が多く、またまた能沢さんの親切に甘えてしまいました。
礼文あつもりそう
間宮林蔵